「痛くないんですけど、魚の目があって。どんどん大きくなってきたんです。」
と言われると、「むむっ・・・」となります。
魚の目とよく間違われるものに、イボがあります。
イボのでき始めは魚の目と同じように
皮膚表面にしこりのような状態でできています。
それが、摩擦などの刺激により、だんだん大きく変化していきます。
イボの特徴として
・痛くない
・イボの中に黒い点々がある
・触ると出血する
ということがあります。
魚の目は角質の芯が皮膚の中にあるので、押さえると痛みがありますが
イボは押さえても痛みはありません。
魚の目は圧迫のかかる所にできますが
イボはウイルスなので、圧迫のかからない所でも
どこにでもできます。
また、ウイルスの影響で血管がイボの中に上がってくるので
黒い点々(血管)が見え、触りすぎると出血しやすいです。
押さえても痛くない、よく見ると黒い点々がある・・・
という特徴のあるできものを発見した時はイボを疑ってください。
そして皮膚科へ!
イボは皮膚科で、液体窒素などで取り除く治療となります。
小さければ治療も早く終わりますが
大きいものになると、数か月かかる事もよくありますので
早めに皮膚科で診て頂きましょう!