タコと魚の目について

タコと魚の目

合わない靴、歩き方のクセ、足の変形など、局所的に圧がかかる事で角質(タコ、魚の目)は出来てきます。
【タコ(胼胝 べんち)】

広い面で圧がかかり、皮膚の上に角質が盛り上がるように出来ている状態。

タコに痛みを感じる事は少ないが、タコのある場所、厚みなどによっては、痛みが出てくる事もあります。

【魚の目(鶏眼 けいがん)】

点で圧がかかり、皮膚の中に角質の芯が出来ている状態。

タコの下に魚の目が出来ている事がほとんどです。
皮膚の中に硬い角質の芯があるので、体重がかかる度、小石を踏んだような痛みがあります。
圧のかかり方や、出来る場所によって芯の形は様々です。

魚の目の種類

【硬性鶏眼 こうせいけいがん】

硬い芯が、円錐状に出来ている状態。
押さえると痛みがあります。

【軟性鶏眼 なんせいけいがん】

ふやけた柔らかい芯が、浅く広く出来ている状態。
趾の間など汗をよくかく所に出来やすいです。

【粟粒状鶏眼 ぞくりゅうじょうけいがん】

小さな芯が複数集まって出来ている状態。
一つ一つの芯は小さいので、痛みはほとんど感じません。

【乳頭状鶏眼 にゅうとうじょうけいがん】

芯が皮膚の中で大きく広がっている状態。
踵など肉厚な所に出来やすいです。
芯が大きいので痛みも大きく感じます。

タコや魚の目などの角質は、ドイツ式フットケアで綺麗に除去させて頂きます。
しかし、除去した後も角質ができるような生活習慣を続けていると、同じように再び出来てしまいます。
角質の出来る原因となる過剰な圧を無くし、出来てしまった角質は専門のフットケアサロンで早めに除去しましよう。